ギターの調子が最近なんだかおかしい…?
そんな時にチェックしたいのが「ネックの反り」です。
この記事では、ギターネックの反りの確認方法から調整の基本まで、初めての方にもわかりやすく解説します✨
※セルフ調整に不安がある方は、無理をせず楽器店やリペアショップにご相談ください。
🎯 ネックの反りってなに?
ギターのネック(指板部分)は、気温や湿度・弦の張力などの影響で**前後に曲がる(反る)**ことがあります。
反りの種類には以下の2パターンがあります:
反りの種類 | 状態 | 主な症状 |
---|---|---|
順反り | ネックが前に弓なり | 高音弦側で音がビビる/弦高が高い |
逆反り | ネックが逆方向に曲がる | 低音弦側でビビリやすい/弦が指板に近い |
🔍 反りのチェック方法【簡単3ステップ】
✅ 手順① 弦を押さえる
1フレットとジョイント部フレット(ボディとネックの継ぎ目位置上)を、同時に押さえます。
✅ 手順② 7〜9フレットのすき間を見る
押さえた状態で、中間部に当たるフレットのすき間を確認。
0.3〜0.5mm程度のすき間が正常なネックの目安です。
✅ 手順③ 状態を判断
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すき間が大きい → 順反り気味
-
すき間がない、弦が触れる → 逆反り気味
🔧 トラスロッドで調整する前に
トラスロッドは、ネック内部にある金属棒で、これを回すことでネックの反り具合を調整できます。
ですが、注意点:
-
無理に回すとネックを破損する恐れがあります。
-
回す方向や量を誤ると症状が悪化する可能性も。
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🛠 調整はどうする?
● 順反りを直すには(ロッドを締める)
トラスロッドを時計回りに回す(ネックを逆方向に引っ張る)
● 逆反りを直すには(ロッドを緩める)
反時計回りに回す(ネックを前方向に戻す)
👉 基本は1/8回転ずつゆっくり調整し、その都度確認するのが安全です。
⚠️ 自信がない場合はプロに相談!
ネックはギターの「命」ともいえる重要な部分。
不安な場合や、調整しても改善しないときは、専門のリペアマンに見てもらうのがベストです。
🎵 まとめ
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ネックの反りは音の出方に直結する大切な要素
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見方は「弦とフレットのすき間チェック」が基本
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調整は慎重に。自信がなければお店へ!→当スタジオでも修理・調整承ります👍
日頃のちょっとした気づきとメンテナンスで、あなたのギターがもっと快適に、長持ちします🎸
💡こんな時はリペア相談もおすすめ!
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弦高が急に変わった
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音がビビる・出にくいフレットがある
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季節の変わり目でギターの調子が気になる
お気軽にご相談ください🎶
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