人類が触れた最初の「音楽」が声楽であるならば、もう一つの音楽要素である「器楽」の最初はなんなのでしょうか?器楽には楽器が必要になります(当たり前ですが)。その楽器とは「音を出す為の道具」のことです。ピアノとかギターとかバイオリンとかドラム、リコーダーなどの笛なんかで御馴染みですよね。
さて、皆さん、ここで最古の人類になったつもりで「器楽」について考えてみましょう。まず「楽器ってどうやって作るんだ?」って思いませんか?そして、「なぜ楽器を作るんだ?」って考えないでしょうか?この二つの疑問を探っていけば何やら「器楽」に近づけるかもしれません。
専門家で無い私には楽器ってとても複雑なものに思えます。ピアノなんてどうやって音を出しているかすらわかりませんし、ギターみたいに弦を押さえてとか、ヴァイオリンのように弦を弓で引いて音を出せるなんて、今は当たり前のように知っているけど、自然に思いつくかと聞かれたら疑問です。ただ、やはり太鼓なんかの打楽器は分かりやすいし、想像がつきます。小さい子供も棒を両手に持てば何でも叩いて楽しんでいます。楽器を作るとなると大変ですが、棒を用意して叩くって簡単で手軽ですし、叩くものによって音も変化します。音の変化は楽器の重要な要素ですから、そこから「音階」の発端が派生したとしても不思議ではありません。ですから、「打楽器」が人類最初の「器楽」と考えるのがやはり自然な気がします。まあ、打楽器は「物証」は残りにくいですから大いに可能性がある、と言う感じでしょうか。
太鼓をただ叩くだけで、結構楽しいですし、ストレス解消にもなります。それにいい運動にもなります。大地の躍動を得るなら断然打楽器ですよね。
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