パラリンピック

暑さもひと段落して涼しい夜も多くなってきましたね。夏から秋に季節は変わろうとしております。例年は残暑が厳しく秋らしくないなぁ、なんて思うところですが今年は夏らしさがなかった分、秋らしさが早く訪れているような印象です。とは言っても、ねむりを遮る蚊の羽音はまだしばらく続きそうですがね。

さて、9月のイベントといえばパラリンピックでした。オリンピックの熱狂そのままにパラリンピックが始まりましたが、開会式はとても素晴らしいものでしたね。テーマが一貫していたので物語に入り込みやすく、一躍注目を浴びた車椅子の少女、片翼のヒロインを演じた和合由衣さんの素晴らしい表現力に心を震わされました。才能は障害を乗り越えるんですね。また、開会式では障害を持ったアーティストが彩を加えていまして、君が代を武蔵野音大に通う全盲の歌姫、佐藤ひらりさんが歌い、こちらでも以前取り上げた辻井伸行さんが自身の作曲した「風の家」を披露されました。メロディを聞いただけで彼の演奏だとなんとなく感じてしまうのにはいつも不思議な気持ちになるのですが、その優しい調べに障害があるとかないとかを超越した音楽がそこに存在するんだなとしみじみ思いました。ここだけでも贅沢な気分になりましたが、まだ終わりません。

そう、布袋様が乗ったデコトラバンドが控えていたんです!
BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY!

かかりましたね!かっこよすぎ!キルビルのテーマなんですが、実は新・仁義なき戦いのメインテーマとして作られたこの曲が、布袋寅泰とデコトラが組み合わさってんだから盛り上がらないわけがない!両脇に陣取るのは全盲のギタリストの田川ヒロアキさんと手足に麻痺がある車椅子の川崎昭仁さん、そして、ベーシストはアヤノコさん。アヤノコさんといえば、そうムジカピッコリーノのスピカさんですよ。毎週子供達と見ていますけど、まだ17歳だったんですね。なんだかお父さんの気分(笑)。

メイクや衣装もそうですが、両ギターの演奏の格好良さには目を奪われましたね。その姿だけですごく前向きな気持ちをもらえたし、楽しくなって最後まで開会式を楽しめました。音楽は人をつなげるすごい力があるって改めて感じた次第です。いいこともあれば悪いことも、自分でどうにかなることもあれば、どうしようもないこともある、それが人生なんでしょうね。それでも、自分のできうる限り精一杯力を振り絞って前を向けば、それで輝くことができる、そう感じさせてもらったとても勇気をもらえたひとときでした。

大会は終わり、日常が始まるのですが、日々の戦いは続きます。選手や演者や関係者の皆さんにお礼と労いの気持ちを送りながら、もらったパワーを糧にしていきましょう!

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