梅雨きてますね。雨が続いて、これぞ梅雨って感じです。子供がなんか雨が多い季節だね、なんて言っていましたが、この素直な感覚って結構大事ですよね。梅雨って「つゆ」って言いますけど、中国から伝わったのは「ばいう」という呼び方だそうで、「黴雨」と書いていたそうです。この「黴」はカビのこと。カビの生える雨の季節でまんまイメージを字にした感じですが、それを日本では「梅」の字に変えて今の「梅雨」となったそうです。
綺麗なイメージに転換させるのが日本の作り変える力というところでしょうか。梅の実が熟すのがこの時期なのも読み方が一緒なのも理由とのことですが、この綺麗に作り変える感覚も昔の日本人の想像力、いや想像パワーを感じさせますよね。この感覚も大事にしていきたい。
さて、今月に入って私が注目したのは藤井聡太さんと大谷翔平さん、そして、キウイです。
藤井さんは名人のタイトルを獲得して最年少名人、そして、最年少7冠になりました。プロになってコツコツ勝ちを積み上げ(いや派手に勝っていますが。何せ勝率8割越え)、タイトルを得てそして守り抜いての名人獲得ですから、20歳の若者の成した偉業はまったくすごいことで、歴史的なものだと思います。前最年少7冠である羽生善治9段(と言ってもこの2人以外いない訳ですが)や前最年少名人であった谷川浩司17世名人のコメントで、手放しで賞賛している姿に大きな時代の転換点というか、世代交代とはこういうものかと感じました。
そして、メジャーで大活躍の大谷翔平選手はベーブルースという歴史上の偉人を超える評価をされて、ベースボールの常識さえ変えてしまう勢いです。ホームラン王でサイヤング投手になっても不思議ではない、それが当たり前に感じさせるほど彼は異次元の存在です。そう、世代が大谷翔平にシフトチェンジしている最中と言えるんだと思います。これって同時代に生きていることがびっくりですよね。それもはっきりわかる形で。
ちなみに、我が家では何故かキウイが大ブームです。それはゼスプリのあのcmの曲がハマってしまったから。
「小さなキウイ、大きなチカラ」力になる♪
最近この曲ばかりせがまれます。
2019年の「アゲリシャスダンス」から毎年オンエアーされている楽しい楽曲ですが、パロディから始まってオリジナルソングになっていきます。こちらでも取り上げた川崎鷹也さんも2021年のcmソングを担当していますし、翌年には爆弾ジョニーのリョーメーさんも担当しています。どの楽曲もアゲアゲのキウイソングにばかりです。私もこのブームに乗って「グリーン&イエローのダブルキウイヨーグルトシャーベット」を作って、アイス屋さんみたいにギッシャーで丸めてコーンの上に乗せて子供達に食べさせたんです。子供達は大変喜びました。が、翌日からみんな食べ過ぎでお腹が痛くなり、監督からアイスの無期限延期が告げられてしまいました。良かれと思って調子に乗ってしもうた…。でも、やっぱり子供達はキウイソングに夢中です。
つい最近までドンブラザーズだったのに、もう世代が…。この世は無常ですね。
それではまた!
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