このコーナーは筆者がたまたま出会って、勝手に気に入ったアーティストを気ままに紹介していく、そんなファンの人を憤慨させるかもしれないけど、基本好きだから紹介するんだから許して!テヘペロな企画です。
音楽業界にも最新事情にも疎いおっさんのアンテナに引っかかるくらいだから新人アーティストでもなくて今更感満載だとは思いますが(特にファンの方には)、自分にとってのnewcomerですから、そこは確かですから、つらつらと紹介させてください!
みなさん、周りの田んぼはもう水が張られて緑のドット絵になってますか?雨が多くて洗濯物が乾かなくて困ってますか?暑くてエアコン無しでは寝られなくなってますか?もう夏が近づいていますね。
ワクチンも高齢者から順に接種が始まったようで、徐々に明るさを取り戻していますし、陸上で新記録が出たり体操でも内定者が決まったり、世間はオリンピックに向けてうごいているようです。
さて、今回はそれらにまったく関係ない映画の話です(笑)
その名も「ジャンクヘッド」!!知ってますか?今回のニューカマーは初監督作品ジャンクヘッドの生みの親、堀貴秀監督(50)です。なんと、堀監督はたった1人で7年もかけて「ジャンクヘッド」という長編ストップモーションアニメを作り上げた根性の人なのです。ストップモーションアニメというのは人形などを少しずつ動かし、それを一枚フィルムに収め、また少し動かしフィルムに収めと、気の遠くなるような作業を繰り返して映像にしていくアニメーションです。たとえば普通のアニメならば1秒間に24枚必要で、それ以上多くしたら動きが滑らかになり、それより少なければカクカク動くようになる、と言った感じで1分でも1440枚!も必要になるんです。それをたった1人で物を動かしては撮りを繰り返して作品を作り上げるのですからそれはもう只者ではありません。しかも、監督もですがキャラクターデザイン、照明、撮影、そして、音楽も自分でやっているんですからもう頭の中どうなっちゃってるの!って感じです。加えて、独学で作り上げたのですから、これはもう天賦の才ありとしか言えないでしょう。動画サイトで断片的な映像が見れますから興味がある方はご覧になって下さい。
その独特な世界観に引き込まれることうけあいです。内容はここでは言えませんが、見たことのない萌とグロが入り混じって面白いし、その独特な音楽、特に「歌」がなんとも言えず耳に残ります。何言っているかわからないけど、何か心がウキウキするそんなスイッチを押してくれる歌です。
残念ながら山梨での上映は終わってしまいましたが、東京などの映画館では長編バージョンが上映されているようです。堀監督はこれがまだ「3部作の第1部」と言っていますから、これからも目が離せそうにありませんね。
勝手にゴメン。
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