音楽を始めると最初は楽しい気持ちでいっぱいですが、続けるうちに「ちょっと面倒だな」「今日はいいか」と思ってしまう日もありますよね。
これは誰にでもある自然な感情です。大切なのは、そのまま練習をやめてしまわずに、モチベーションを上手に保ちながら続ける工夫をすること。
今回は、音楽練習を長く楽しむためのモチベ維持のコツを5つ紹介します。
🟠 1. 小さな目標を立てる
「1か月後に難しい曲を完璧に弾けるようにする」といった大きな目標は、途中で挫折する原因になりやすいです。
代わりに、今日できること・今週できることを小さく設定しましょう。
例:
- 今日:コードチェンジを100回練習する
- 今週:1曲のサビだけ通して弾けるようにする
- 今月:好きな曲を1曲通して歌えるようにする
小さな達成感を積み重ねると、自然と練習が楽しくなります。
🟠 2. 練習を「見える化」する
自分がどれくらい練習したかが見えると、続けるモチベーションになります。
- カレンダーに練習した日を〇で記録
- スマホのメモに「今日やった練習内容」を残す
- 練習時間をタイマーで計測して記録
数字や記録として残ると、「ここまで続けられたなら今日もやろう」と思いやすくなります。
🟠 3. 練習環境を整える
「練習しようと思ったけど、楽器を出すのが面倒でやめた」という経験はありませんか?
モチベーションを維持するには、すぐに練習できる環境を作ることが大事です。
- ギターはスタンドに立てて、すぐ手に取れる状態にする
- 楽譜や教材はまとめておき、探す手間をなくす
- マイクや譜面台をセットしたままにしておく
練習の準備が簡単になるほど、始めるハードルが下がります。
🟠 4. 仲間と一緒にやる
音楽は一人でも楽しめますが、仲間と一緒にやるとモチベーションが上がります。
- 同じ曲を練習している友人と成果を見せ合う
- 月1回のセッションを予定して、その日に向けて練習する
- SNSやグループチャットに練習動画をアップして感想をもらう
人に聴いてもらう機会があると、「次はもっと上手く弾きたい」と思えます。
🟠 5. 録音・録画で成長を確認する
上達は毎日の練習では気づきにくいですが、録音しておくと後から成長が実感できます。
- 月初と月末に同じ曲を録音して聴き比べる
- できるようになったフレーズだけ切り取って保存しておく
- 自分の声や演奏の変化を客観的に確認する
成長が見えると「もっと練習したい」という気持ちになります。
🌙 楽しむ気持ちを忘れない
モチベーションは波があるもの。
大事なのは、下がったときに「やめる」ではなく「工夫する」ことです。
今日紹介したコツを1つでも取り入れて、秋の夜長に楽しく練習を続けてみてください。
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