音楽レッスンを始めたばかりの1か月は、とても大切な期間です。
この時期にどんな練習をするか、どんな心構えで取り組むかで、その後の上達スピードが大きく変わります。
今回は、ギターやボーカルを始めたばかりの方に向けて、最初の1か月でやるべきことを具体的に紹介します。
🟠 1. 練習習慣をつける
上達において「毎日触る」ことはとても重要です。
長時間でなくてもいいので、まずは1日10分〜15分の練習習慣を作りましょう。
- 同じ時間帯に練習する(夜ごはん後、寝る前など)
- 短くてもいいから必ず楽器や声に触れる
- 練習した日をカレンダーにチェック
この「習慣づけ」ができると、次のステップがグッと楽になります。
🟠 2. 正しいフォームを身につける
最初はどうしても独自のクセがつきやすい時期です。
先生に見てもらったフォームをしっかり覚え、毎回確認しましょう。
ギター
- 左手の親指の位置
- 指先で弦を押さえているか
- 肩や腕に余計な力が入っていないか
ボーカル
- 姿勢(背中を丸めない)
- 腹式呼吸ができているか
- 喉に負担がかかる声になっていないか
最初に正しいフォームを覚えると、後々の上達が早くなります。
🟠 3. 先生のアドバイスをメモする
レッスン中に言われたことは、その日のうちにメモしましょう。
特に次のような情報は、次回までの練習に直結します。
- 今日の課題
- 気をつけるポイント
- 練習方法の具体例
スマホで写真を撮ったり、動画で残しておくのもおすすめです。
🟠 4. 小さな目標を決める
「次のレッスンまでにこのコードを押さえられるようにする」
「このフレーズをテンポ通りに歌えるようにする」
といった小さなゴールを毎回設定すると、達成感が得られてやる気が続きます。
🟠 5. 練習を録音・録画する
最初の1か月は上達が目に見えて現れやすい時期。
録音・録画しておくと、自分の成長を実感できます。
- 弾けるようになった日を記録
- 練習の最初と最後を比べて成長を確認
- 改善点を先生に相談するとより効果的
🟠 6. 焦らず楽しむ
最初の1か月は「思ったより弾けない」「声が出ない」と感じることもありますが、焦る必要はありません。
音楽は楽しむもの。
- うまくできた部分を必ず褒める
- 好きな曲を聴いてモチベーションを上げる
- 練習の後に小さなご褒美を用意する
気持ちよく続けられる工夫をして、練習時間をポジティブなものにしましょう。
🌙 1か月後の自分に期待しよう
最初の1か月は、基礎を固める準備期間です。
今日紹介したポイントを意識して取り組めば、1か月後には「少しずつ音楽が楽しくなってきた!」と感じられるはず。
この時期を大切に、次のステップへ進んでいきましょう。
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