秋の夜は、少し涼しく、落ち着いて過ごせる時間が増える季節です。
そんな時間を使って、音楽の練習をしてみませんか?
今回は、ギターやボーカルなど、音楽経験者・初心者問わず取り入れやすい自主練メニューを紹介します。
短時間でも続けられる練習をピックアップしました。
🟠 1. ウォームアップ:体と声・指を目覚めさせる
ギターのウォームアップ
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クロマチック練習
1弦1フレットから4フレットまでを順に押さえ、ピッキングしながら移動
→弦を変えて6弦まで行ったら、逆方向に戻る -
ポイント:ゆっくり正確に弾くこと、指のフォームを意識すること
ボーカルのウォームアップ
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リップロール(唇を震わせる)
声帯や呼吸筋をやさしくほぐし、喉を痛めにくくします -
ハミング(鼻にかけた声)
軽く声を出し、共鳴を意識
ウォームアップは5分〜10分程度でOK。夜間練習では、音量を抑えても十分効果があります。
🟠 2. リズム感トレーニング
リズムは音楽の土台。夜でも静かにできるメニューを選びましょう。
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メトロノーム練習
テンポ60〜80のゆっくりしたテンポで、拍に合わせて手拍子
→慣れてきたら裏拍を意識して打つ(メトロノームが1拍目、手拍子が2拍目) -
ボディパーカッション
手拍子・太もも・胸などを使って4拍子のパターンを叩く
→音量が気になるときは指先で軽くタップするだけでもOK
🟠 3. ギター自主練メニュー
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コードチェンジ練習
2つのコードを決めて、メトロノームに合わせて切り替える
例:CとG、AmとFなど -
アルペジオ練習
コードを押さえたまま1本ずつ弦を鳴らす
→ピックと指弾き両方でやるとバリエーションが広がる
ポイントは「スピードよりも正確さ」。
夜練習は静かめに弾いても、指や手首の感覚を鍛えることができます。
🟠 4. ボーカル自主練メニュー
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ブレスコントロール練習
4拍吸って、4拍かけて吐く → 6拍、8拍と伸ばしていく
→呼吸が安定し、声が安定します -
音程トレーニング
ピアノアプリやチューナーを使って、ドレミファソを正確に出す -
歌詞の朗読
声を出しづらい夜は、歌詞をリズムに合わせて読むだけでも練習になります
🟠 5. 自分の演奏・歌を録音して聴き返す
スマホでOK。
演奏や歌を録音すると、自分では気づきにくいテンポのズレや音程のブレが客観的にわかります。
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ポイント:
- 1曲通して録る
- できればメトロノームと一緒に
- 良かったところも一緒にメモする(改善点ばかり見ない)
🟠 6. 短時間でも「毎日」続ける工夫
秋の夜長だからといって長時間やる必要はありません。
10分でも毎日触れることが大切です。
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決まった時間に練習する
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習慣化のためにスケジュール帳に記録する
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小さな目標を立てる(例:今日はコードチェンジ100回)
継続できれば、1か月後には確実に上達が実感できます。
🌙 音楽時間を楽しむ心を大切に
練習は「やらなきゃ」ではなく「やりたい」気持ちで取り組むことが大事。
秋の夜は、音楽に集中するのにぴったりの季節です。
今日の練習メニューから1つでも試してみて、音楽のある夜を楽しんでみてください。
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