上達した人の共通点は、驚くほどシンプルです。
それは “よく聴くこと”。
弾き語り、歌、ギター…
どのジャンルでも、耳が変わると演奏が一気に変わります。
今回は、初心者からすぐ始められて
確実に耳が育つ “聞き取り力の習慣” を紹介します。
■ 1|「音を1つだけ聴く」練習 🎶
初心者が最もつまずくのは、
音を“全部”聴こうとしてしまうこと。
特にバンド音源や伴奏入りの曲は
情報量が多く、聴き分けが難しくなりがちです。
そこでおすすめなのが
“音をひとつだけ聴く”練習。
● やり方
-
曲を流す
-
ベースだけ
または
ハイハットだけ
など、特定の音だけを追いかける -
10秒でOK
この練習を繰り返すと、
複雑な曲でも “音が層で聴こえる耳” が育ちます。
■ 2|「歌詞の母音」を聴くとボーカルが理解できる 🎤✨
歌の理解度を上げたい人に最も効果的なのが
母音(あ・え・い・う・お)だけを聴く練習。
言葉の輪郭が聞こえるようになり、
・音程
・ビブラート
・息の流れ
など、歌の基礎が一気にクリアになります。
● おすすめの聴き方
・歌詞ではなく“母音の流れ”を追う
・サビだけでOK
・録音すると変化がわかりやすい
「プロの声はなぜ綺麗に聞こえるのか?」
その答えは “母音の美しさ” にあります。
■ 3|ギターは“アタック音”を聴くと上達が早い 🎸🔥
ギタリストが音の違いに気づくポイントは
アタック音(弦を弾いた瞬間の音)。
上手い人は、この “最初の1音” をとても大切にしています。
● 聴くべきポイント
・強く弾きすぎていないか
・アタックが割れていないか
・指orピックで音のニュアンスが変わっているか
これを意識できるようになると
コードの質感や、弾き語りのまとまりが大きく向上します。
■ 聴く習慣が“演奏の上手さ”を決める理由 🎧✨
耳が育つと、
・ピッチのズレに気づく
・コードの濁りに気づく
・リズムのヨレに気づく
= 修正が早い
= 成長も早い
となり、
練習の質が一気に上がります。
技術力は「指」や「喉」だけでなく
“耳の性能” に支えられています。
■ 少しずつでOK。静かな“聞く時間”を作ろう 🌙
1日3分でも十分。
静かに音を聴く習慣を作るだけで、
あなたの歌やギターは確実に変わります。
iB MUSIC STUDIO & School では、
あなたの音を一緒に聴き、
基礎づくりをサポートするレッスンを行っています。





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