冬のアコギが壊れやすい理由
初心者が知らない“ギター保湿・メンテ術” ❄️🎸🛠
冬になると、
「ギターの弦がすぐ切れる…」
「ネックが反った?」
「音が急に変わった気がする」
という相談がとても増えます。
実は、アコースティックギターは
“冬にもっともダメージを受けやすい楽器” です。
この記事では、初心者でもすぐにできる
冬のギタートラブルを防ぐ保湿・メンテ方法 をわかりやすくまとめました。
弾き語りを始めたばかりの方は特に必読です。
1. 冬は“乾燥で木が縮む”季節 ❄️
アコギは木でできているため、湿度に非常に敏感です。
● 冬の部屋で起こりやすい変化
・木材が乾燥して縮む
・ネックが反りやすくなる
・ボディに細かいヒビが入る
・指板が乾いてバリが出る
・弦高が変わる(弾きづらくなる)
目に見えないレベルでも、
50% → 30% → 20% と湿度が下がると
ギターは確実に変化します。
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2. 最も危険なのは“急激な湿度変化” ⚠️
ギターが壊れる原因のほとんどは
湿度が急に変わること。
例:
・寒い部屋 → 暖房MAXの部屋 へ移動
・外に持ち出す → 室内に戻す
・ケースに放置 → 急に取り出す
こうした「短時間での環境変化」が
木を一気に縮ませ、
トップ板が割れる・ネックが反る といった事故を招きます。
3. 冬に必須の“ギター保湿アイテム” 🎒💧
アコギの乾燥を最も防げるのは ケース内の加湿 です。
● 初心者におすすめ保湿方法
・サウンドホールに入れるタイプの加湿器
・ケースに入れる湿度調整パック
・ポータブル加湿器を2〜3時間だけ当てる
・ケース保管を徹底する
これだけで “冬のギターダメージ” の半分は防げます。
4. 冬の練習前にチェックしたい“3つのポイント” ✔️
弾く前に1分だけでできる簡単なメンテです。
① 指板が乾いていないか
白っぽくなっていたら乾燥のサイン。
② 弦高が急に高く(または低く)なってないか
ネック反りが起きている可能性あり。
③ ペグが緩んでいないか
乾燥で金属が縮んで緩むことがあります。
異変を感じたら、無理に弾かず、
すぐに専門店やレッスン講師に相談しましょう。
5. 冬の“安全な保管方法” ❄️🎸
ギターを守る基本の3ポイントです。
● ① ケース保管は絶対(とも言い切れない?)
スタンド置きっぱなしは乾燥しやすく危険。→と思われがちですが
湿度管理をしっかりと行っていれば多くの場合は問題なしです。
● ② 暖房の風を直接当てない
エアコンの風はもっとも危険な乾燥源。
● ③ 湿度40〜55%を維持
最も安全で音の安定する湿度域です。
加湿はやりすぎても逆効果なので
「湿度計」を1つ置いておくのがベストです。
6. 冬のギターメンテは“弾き語りと相性がいい”理由 🎤🎸
弾き語りは歌とギターの“両方”が大切。
冬にギターの調子が悪いと、
・コードが押さえにくい
・チューニングが不安定
・音がビビる
など、歌にも影響します。
逆にいえば、冬にギターの調子を整えておけば
歌も弾き語りも一気に安定する ということ。
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7. この冬、ギターを守りながら上達しませんか? ❄️🎶
iB MUSIC STUDIO & School では
・アコギの基礎メンテアドバイス
・弦交換サポート
・スタジオでの音チェック
・月1〜始められるギターレッスン
など、冬でもギターを安心して続けられる環境をご用意しています。
“冬こそギターが伸びる” のは本当です。
正しい保湿とメンテで、ギターの調子を整えてみませんか?






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