音楽の起源を探る!Part15

今回はパイプオルガンを調べてみました。
前回「水オルガン」について触れましたが、それがより洗練された形に落ち着いたのがパイプオルガンです。皆さんも一度は目にしたことあると思います。いくつものパイプが張り巡らされ、いくつもの鍵盤がびっしりと並ぶその姿は圧巻で、最も大きな楽器の一つではないでしょうか。設置場所が違えば仕様も違うので一つ一つオーダーメイドですから、一つ一つが芸術作品と言っても過言ではないと思います。

さて、パイプオルガンの大きな特徴はパイプを使うことと、空気をふいごで送り込む事でしょうか。その構造を説明するととても長く難しいので割愛します。専門的な知識は別にお任せしましょう。

ここでは簡単な区分けをお伝えします。
まず、空気を送り込むやり方が二種類あります。人力か機械式かです。
風が通る装置を風箱(かざばこ)と言い、ここに風をどのようにして送るのかで分類されます。昔は当然ですが人力でした。ふいごを人力で膨らませたり押し出したりしていたのです。大きなパイプオルガンではいくつもあるそうですから、その労力は並ではなかったでしょう。演奏者とは別にふいご手が必要ですから裏方の協力なしでは成り立たない楽器と言えます。そして、蒸気機関や電動の送風機が発明されてからはそちらが代わりになって空気を送り込むようになります。産業革命が楽器に大きく影響する、技術進歩とともに発展改良される楽器はそう多くないかもしれませんがパイプオルガンはその一つでしょう。

面白いのは、現代でも人力で送風しているところもある事でしょうか。人が作り出した風の方が音が一定しているそうで、それが最終的な音に直結するのだそうです。人が作った風の方が良いこともあるのだから奥が深いですね。ところで、高い音を出すのと低い音を出すのとではどちらが手間がかかると思いますか?科学の実験ですね。短くて細い方が高い音が出て、逆に太くて長い方が低い音が出ます。パイプオルガンで言えば太くて長いパイプを作れば低い音が出ますので、こちらが作る上でも費用でも大変なんです。やはり本場のヨーロッパには日本のパイプオルガンでは出せない低い音をだすオルガンがあるそうで、大きなパイプは音も大きいですから、その迫力は相当なものだそうです。機会があれば体感したいですよね。別世界が待っているに違いありません。

いかがでしたか?パイプオルガンが少し身近に感じられたら幸いです。
次回もまた新しい楽器を調べて見ますので楽しみにしていてください。

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