こんにちは、iB MUSIC STUDIO & Schoolです!🎵
音楽スタジオといえば「しっかりした防音」というイメージがありますよね。
でも、実際に**リハーサルスタジオの音響や防音って、どうなっているの?**と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、当スタジオにも取り入れられている音響設計や防音の工夫について、少しご紹介します✨
🔊 防音と音響、実は別のもの!
まず最初に知っておきたいのが、
- 防音(Soundproof)=音を外に漏らさない・外からの音を入れないこと
- 音響(Acoustics)=室内の音の響きを整えること
という違いです。
スタジオでは、この両方をバランス良く設計することで、演奏しやすく快適な空間を実現しています。
🧱 防音の秘密
スタジオの防音は、主に以下のような構造に支えられています。
浮き構造(二重床・二重壁)
建物本体とは独立した「防音室構造」にすることで、振動や音の伝達をカット。
遮音材の使用
鉛シートや吸音ウールなど、専門的な素材を用いて音の通過を最小限に。
扉や窓にも工夫
防音ドア、気密性の高い窓などを採用し、すき間からの音漏れを防止しています。
🎶 音響の工夫
ただ音を閉じ込めるだけでは「こもった音」「聞き取りづらい音」になってしまいます。
そこで、スタジオ内では以下のような音響的な調整が施されています。
吸音材の設置
不要な残響を抑え、音が濁らないようにします。
フラッターエコー(反響の乱反射)を防ぐ構造
耳障りな音の反復を起こさない工夫も施されています。
🎤 だから、集中できる!
これらの設計があるからこそ、
▶️自分の音がクリアに聞こえる
▶️他のパートと音がかぶりにくい
▶️外部の騒音が気にならない
といった、演奏に没頭できる環境が生まれています💡
「なんか弾きやすいな」「歌いやすいな」と感じたら、
それは音響設計の力かもしれません🎵
当スタジオでも天井・壁・床などに防音の施工を行っております。
ぜひ、音の違いを実際に体感しに来てみてください!
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