来月から元号が「令和(れいわ)」に変わる事は皆さんご承知かと思いますが、もう慣れましたか?いや、まだ元号が変わってもいないのに慣れるも何もないですよね。初めてだと変換もままなりませんし、正直言って実感ありません。ただ、私を含め時代が新しくなる節目に立ち会えるのはなかなか新鮮で楽しく感じている方も多いのではないでしょうか?そして、いつもと様子が違う感じがしませんか?
昭和から平成に変わる時に私も生きていましたが、その時は周りが楽しそうな雰囲気でなかったのを覚えています。なんだか慌ただしくて、世間やテレビに映る人達は浮かれてなんかいませんでした。
それもそのはずで、元号が変わるということは今上天皇の崩御が伴うわけですから、喜ぶなんてあり得ないわけです。日本は明治から「一世一元の制」が定着していますから、明治、大正、昭和と変わる節目は上記のことがあるわけで三回ともまず喪にふくしてから新元号になってきました。しかし、今回は譲位に伴う改元ですので「明るい」気分で新たな時代を迎えられるというわけですね。これは今上天皇の御英断があってこそでしょう。下々の我々にまで御配慮されたのかと思うと頭の下がる思いになります。
さて、少し「平成」を振り返りますと、私にとって物心ついた時から始まり、青春時代を過ごして、いつのまにか大人になって無事おじさんになった、そんな31年ということになりますが、長い様であっという間ですね。その平成生まれでも今30歳と思えば平成も十分長いのですが、実は年号の最長は「昭和」で64年です。昭和史は激動に次ぐ激動ですが、平成も色々な事がありました。人の生き様が歴史を作る訳なので、人がいる限りいつだって何かある訳ですが、新しい「令和」という時代に生まれる人が作る未来に自分がいられる様に、健康を大事にしようと決意を新たに思う今日この頃です。
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