レッスンでもよく相談されるのが
「時間がなくて練習できない…」
「どこから始めればいいかわからない…」
という声。
実は、発声の基礎づくりに必要なのは 長時間の練習ではなく“習慣の質” です。
今回は、ボーカル初心者〜経験者まで結果が出やすい
“1日10分でできる発声ルーティン” を紹介します。
忙しい人にこそ効果的な内容です。
■ STEP1|声のウォームアップ(2分)🌬️
声は“筋肉”です。
急に大きな声を出すと喉が固まり、コントロールが乱れます。
最初の2分はこの2つだけで十分。
・鼻からゆっくり息を吸う(4秒)
・唇を閉じて「ブルルル…」とリップロール(20〜30秒×数回)
喉を鳴らすのではなく、
息の流れで振動を作る イメージがポイント。
■ STEP2|音程(ピッチ)トレーニング(4分)🎧
声が「まっすぐ」になるだけで、歌の印象は驚くほど変わります。
おすすめは:
・ピアノアプリで1音鳴らす
・その音をゆっくり伸ばして合わせる
・録音して確認する
この“合わせて録る”の繰り返しが、
音程のズレ癖を最短で改善する 方法です。
■ STEP3|言葉のウォームアップ(2分)👄
歌詞をうまく歌えない人の多くは
「口が追いついていない」状態。
以下の2つを読むだけで発音が激変します。
・母音練習「あ・え・い・う・え・お・あ・お」
・早口言葉をゆっくり明瞭に読む
発音が整うと声の芯が前に出て、
“抜けの良い声” に変わっていきます。
■ STEP4|曲の一部分だけ歌う(2分)🎵
最初から全部歌おうとすると雑になりがち。
今日歌うのは サビ“だけ” でOK。
部分練習のほうが改善が早く、
その日の変化も分かりやすくなります。
■ なぜ10分で効果が出るのか?🧠
・呼吸
・声帯の振動
・口・舌の動き
・音程
・言葉の明瞭さ
これらは“短時間 × 高密度”のほうが定着しやすいため、
毎日10分の積み重ねだけで声の伸び方が大きく変わります。
「声がよく伸びる人」は、
実はこの “10分の質”が高い だけなのです。
■ 練習の記録はスマホ1台で十分 📱✨
上達を早めたいなら、ぜひ録音を。
・昨日との差がわかる
・良いクセと悪いクセが把握できる
・練習の方向性がズレない
特に初心者は自分の声を客観的に聴くことで成長スピードが一気に上がります。
■ ボイトレの悩みは一度プロに相談するのが最速 🎤
独学では気づきにくいクセや身体の使い方も、
少しの修正で劇的に変わることが多いです。
▶ 発声の悩みを相談したい方はこちら(ボイトレ体験申し込み)
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■ まとめ ✨
・毎日10分で発声は十分変わる
・録音→確認の習慣が上級者への一歩
・部分練習が最短ルート
・基礎の習慣こそ“声の伸びしろ”を作る
今日から気軽に始めてみましょう。
声は必ず変わります。






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