さて、開放弦やドレミファソラシドの指使いに慣れてきたところで、今回はコードフォームにトライしてみましょう!まず初めて覚えていただきたいパワーコードの形ですが、アコギと違い、指の形は全て一緒で場所を動かすだけ!
なんとも簡単!
同時に、ルート音(コードの主音)も意識的に覚えていくことで、今後の演奏の幅が大きく広がりますので頑張っていきましょう!
ちなみにパワコードとは、文字通りパワーのある力強い和音(コード)を指し、ロックやハードロック、ヘヴィ・メタル、パンク・ロックなど様々なロック系の音楽で使われている演奏方法です。
パワーコード (Power Chord) とは、コードにおけるヴォイシングの一種である。
メジャーコードもしくはマイナーコードの第3音を省略し、それにより音の濁りが少なくなるため純粋かつ力強い音を醸し出す事が出来る。また、オクターブを加える場合もある。通常はヴォイシングの一種であるため、譜面上では表記されることはほとんどないが極まれに使う事があり、その場合は例えばルートがCであるとすると、C5と表記する。
引用元:wikipedia
まずは、上記のパワーコードをどのポジションでも弾けるように練習してみてください!これだけ弾ければ曲に合わせて演奏できるようになります!注釈にもございますが、薄くなっている小指は難しい場合は人差し指と薬指だけでもOK!また、ピックは上3本(人・薬のみの場合は2本)目までで抜く(下の弦は極力弾かないようにする)ように弾くことも意識してみてください。
粒のそろった毎回同じ音色になれば完成です!
続いて、先述の「ルート音」についてもご紹介していきたいと思います。ルート(Root)とは、日本語では根音と呼ばれ、コードとはルートの上の他の音を重ねたものを指します。例としては、Cコードのルート音は「C」、Amコードのルート音は「A」、B♭コードのルート音は「B♭」となります。
このルート音は、これから演奏していく上でとても重要になってきますので、少しずつ覚えるようにしていくことをオススメいたします。
ドレミファソラシド=CDEFGABC間の音感覚の重要なポイントは、BとC(シとド)とEとF(ミとファ)の音が隣同士(半音)になっている点です。ギターはフレット2つで全音、フレット1つで半音の感覚で音が変化していきますので、その点も同時に覚えていきましょう!