「昨日チューニングしたばかりなのに、今日弾いたらもう音がズレている…。」
ギターを始めたばかりの方から、このような質問をいただくことがあります。
「チューニングって毎回やるものなの?」
という疑問を持つ方も少なくありません。
結論から言えば、
演奏前には毎回チューニングを確認することをおすすめします。
では、なぜ一度合わせた音程が変わってしまうのでしょうか。
音程が変わるのは故障ではありません
まず知っておきたいのは、
音程が少し変わること自体は珍しいことではないということです。
ギターは木材や金属の弦を使用しているため、周囲の環境によって少しずつ状態が変化します。
つまり、昨日と今日で音程が変わることは、ごく自然な現象です。
気温や湿度も影響します
弦は金属でできています。
そのため、
- 気温
- 湿度
- 室温の変化
によって伸び縮みが起こります。
また、ギター本体も木材でできているため、湿度の影響を受けやすい楽器です。
特に梅雨時期や季節の変わり目は、普段よりチューニングが変わりやすく感じることがあります。
新しい弦はさらにズレやすい
弦を交換したばかりの頃は、
まだ弦が十分になじんでいません。
そのため演奏するたびに少しずつ伸び、
何度かチューニングを繰り返す必要があります。
これは不良品ではなく、新しい弦ではよく見られる状態です。
数回の演奏を経て安定してくることがほとんどです。
演奏しなくてもズレることがある
「ケースに入れて保管していたのにズレている」
ということもあります。
これは弦の張力や環境の変化によるもので、弾いていなくても起こります。
そのため、
保管状態に関係なく、演奏前には一度チューニングを確認する習慣をつけると安心です。
チューニングは短時間で終わります
初心者のうちは少し時間がかかるかもしれませんが、
慣れてしまえば1〜2分ほどで確認できるようになります。
毎回のチューニングは少し面倒に感じるかもしれませんが、
音程が合った状態で練習することが上達への近道です。
ズレたまま練習を続けると、正しい音感が身につきにくくなることもあります。
レッスンでも最初に確認しています
レッスンでも、演奏を始める前に必ず毎回チューニングを確認します。
これは特別なことではなく、多くのギタリストが日常的に行っている準備のひとつです。
プロの演奏現場でも、本番前や曲の合間にチューニングを確認する場面は珍しくありません。
それだけ音程は演奏にとって大切な要素なのです。
演奏前の「1分」が気持ちよく弾くコツ
チューニングは、ギターを弾く前のウォーミングアップのようなものです。
毎回少しだけ時間をかけることで、
楽器本来の音色を楽しみながら、安心して演奏を始めることができます。
「今日は大丈夫かな?」
と確認する習慣が身につくと、自然と耳も育っていきます。
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音程を合わせる時間も、音楽を楽しむ時間
チューニングは「演奏前の作業」と思われがちですが、ギターと向き合う大切な時間でもあります。
昨日と今日で少し違う音の変化に気付けるようになると、楽器への理解も少しずつ深まっていきます。
ぜひ演奏前のひと手間を習慣にして、気持ちよくギターを楽しんでみてください。






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