「歌はうまく歌えているはずなのに、聴き手の心に届いた感じがしない…」
そんな時は、**“声に色を乗せる”**感覚を取り入れてみましょう🎨
今回は、これまでの「姿勢・呼吸・発声」「音程」「リズム感」「表現力」に続き、さらに一歩踏み込んだ“声の色づけ”をテーマに、あなたの歌に“余韻”や“印象”を加える方法をご紹介します。
🎼 声に“色”を乗せるとは何か?
声に色を乗せるとは、ただ正しく歌うだけでなく、
- 言葉の裏にある感情を声で表現する
- 音色(トーン)を使い分けて「この部分は暖かく」「この部分はキリッと」など演出する
- 曲の世界観に寄り添い、歌全体のムードを形づくる
ということです。
たとえば、サビでは明るく、ブリッジではちょっとセンチメンタルに――そんな“色の変化”が加わると、聴き手の印象に残りやすくなります。
🧩 実践!“声の色”を意図的に使う3ステップ
① 歌詞のキーワードを色づける
歌詞を読むとき、キーワードや感情のあるフレーズに印を付けてみましょう。
例えば「ありがとう」「さよなら」「夜」「夢」など、感情が動く言葉。
その言葉を歌う際に、少し声のトーンを変えて意識的に歌ってみてください。
(例:優しく囁くように/少しハスキーに/明るめに)
② トーンを3段階に使い分ける
同じ曲内でも、低–中–高のトーンを意識的に使い分けます。
- 低め:落ち着いた/しっとりしたパートに
- 中音:メインメロディ/安定感を出す部分
- 高め:盛り上げ/サビ直前などのアクセント
この“色の変化”があると、曲が単純なメロディの連続ではなく、起伏のある物語になります。
③ 録音して聴き返す
スマホやICレコーダーで「トーンを変えた歌唱」を録音し、
「どの色・どの位置が心に残ったか」「どこがフラットに聴こえるか」を自分でチェック。
客観的に聴くことで、自分の“声の色”のクセや使える幅が見えてきます。
🌟 iB MUSIC STUDIO & Schoolで取り入れたい活用法
- レッスンの合間に「30秒だけ違うトーンで歌ってみよう」と自主的に課題を入れてみると効果的です。
- スタジオで録音して、その場で聴き返しながら「次はもっと〇〇っぽく歌おう!」という即時フィードバックが可能です。
- ボーカル毎の声色の違いを聴いて「これは暖かいトーンだ」「こちらはシャープなトーンだ」と発見するのも大きな学びになります。
\無料体験随時受付中/
✅ 今日のまとめ&スタジオ予約へのご案内
声に色を乗せるという意識は、歌唱力そのものだけでなく、あなたの“個性”を際立たせる鍵です。
ぜひ次回のスタジオ・レッスンでは、「この歌は暖色系」「この歌は寒色系」という意図を持って声のトーンを遊んでみましょう。
その変化が、小さな差となって“聴き手の心に響く歌”へとつながっていきます✨






この記事へのコメントはありません。