音楽の起源を探る!Part9

雅楽に使われる楽器は何があるのでしょうか?

まず、中心になる楽器があります。それは「三管」「三鼓」「両弦」の8種類です。さて、これだけ言われても何が何やらさっぱり分からないので一つずつ分解して調べていきましょう。まずは「三管」です。三管とは笙(しょう)、龍笛(りゅうてき−横笛)、篳篥(ひちりき)の三つの管楽器のことを指しています。初めてこれらの楽器の名前を聞いた人もいるかもしれませんね。でも、写真を見たら「あぁ、あれね」となるはずです。

笙(しょう)はいくつもの細い竹を組み合わせた楽器で、金属製のリードを振動させて音を出します。雅楽と言ったらすぐ思い浮かべる楽器かも知れません。パイプオルガンと同じ原理で音を出しているので、持ち運べるパイプオルガンのイメージですね。アジア各国で同じような楽器があります。独特な和音の響きは鈴虫の声の余韻を感じさせます

龍笛は長さ40センチほどの横笛です。七つの穴があり、2オクターブの音域を持ちその縦横無尽の演奏から「龍」の名前を冠せられているそうです。雅楽では一番始めに音を出すのがこの龍笛ですのでとても重要な楽器です。和楽器の横笛の祖と言われてもいます。

最後は篳篥(ひちりき)です。全く聞きなれないこの名前ですが、東儀秀樹さんが吹く笛と言ったらどうでしょう?演奏している動画もたくさんありますが、30センチに満たない笛なのにその音量と言ったらまるでサックスのようです。太い音色は「大地の音」、男性の叫び声のようです。主旋律を担当することが多く中心的な楽器です。

耳慣れない三つの楽器の名前ですが、雅楽の中心となる楽器ですので知ってみると和の音楽の奥深さを知ることができるのではないでしょうか。自分の国の楽器がこんなにも素晴らしいと思いながら演奏に耳を傾けると、言葉にならない感動がこみ上げてきます。お時間があるなら是非どうぞ!

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