テーマソングを調べよう! Part3

これは筆者がテーマソングについて調べて思いのたけを思うままに書いていく企画です。

2020年 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。さて、皆様お正月はどう過ごされたでしょうか?初詣行きましたか?お餅をたくさん食べましたか?食べては寝て呑んでは寝てのお正月でしたでしょうか?それとも仕事でゆっくりできなかったでしょうか?現代では十人十色の過ごし方が当たり前ですよね。しかし、歌の世界は時代が反映されるわけでお正月の歌も時代が反映されています。

お正月のテーマソングといえばやはり瀧廉太郎作曲・東くめ作詞の「お正月」ではないでしょうか?「もういくつ寝るとお正月〜♫」でおなじみのあの唄です。1番では凧をあげたり独楽(こま)を回したり、2番ではマリをついたり羽子板をしたりと子供の遊ぶ様子を思い浮かべます。製作されたのが1901年、明治時代ですからその当時の様子が反映されています。

1番は男の子、2番は女の子のイメージを感じるのも時代を感じます。今はその区別をしない方向に向かっていますからね。凧あげは結構見ますし、独楽もベイブレードが好きな男の子はいますから現代でも通じるものがありますが、まりをついたり羽子板をして遊ぶ女の子は全く見ないですからそれが時代の変化でしょうか。とは言え、お正月を待ち望む子供達の気持ちは、今も昔も変わらないかもしれません。

ちなみに、瀧廉太郎はこの曲を20歳くらいで作っています。他にもいくつもの名曲が彼の手から生み出されました(日本人で初めてメヌエットを作曲しているそうです)。そして、23歳で亡くなっています。若い、勿体無い、すぐそんな考えが浮かんできてしまいますが、天才って本当に若くしてなくなる方が多いですよね。

我が郷土が誇る天才的ロッカーと言えばフジファブリックの志村正彦さんでしょうか。彼も若くして亡くなっております(29歳)。昨年の12月24日は10年目の命日でしたね。映像を見返した方も多いと思います(NHKで特集も組まれておりました)。私は彼らの存在自体は前から知っていて曲も聞いていたのですが、最近よく聞いています。そして、魅力に取り憑かれています。彼らの曲はセールスされたCDの音よりもライブの演奏により素晴らしさが宿っていると感じています。ロックの楽しさであふれていて、今すぐライブ会場に行って自分も参加したいと思わせる魅力に満ちています。メンバーの演奏の巧みさはもちろんですが、やはり志村さんの魅力が際立っている、ロック愛の塊、魂の叫びが心を震わせるから引き込まれるんだと思います。才能のある方は命を燃やすのが早いのでしょうか?
「飛び出せレディーゴーで 踊ろうぜ だまらっしゃい」
息子がおもむろに口にして、意味を問われました。ワンフレーズごとに意味を伝ましたが、息子はきっとその歌詞の意図を知りたかったわけで、しかし、天才の意図なんか伝えることができるはずもなく、とにかく曲を聴かせるだけなのでした…。

今年が皆様にとって良い年でありますように。いい曲と出会えますように。
次回も乞うご期待!

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