弦を替えたのに、「思ったほど音が変わらない」
「逆に弾きにくくなった」
この原因、実はブランドではなく“コーティングの種類”にあることが多いです。
エリクサー弦はどれも同じに見えますが、実際には 弾き心地も音のキャラクターもはっきり違います。
今回はスタジオ利用者の相談が多いエリクサー弦の違いを、現場目線で整理します。
🎧 エリクサー弦は「3種類」で性格が変わる
エリクサー弦は基本的にコーティング違いで以下の3タイプに分かれます。
- POLYWEB
- NANOWEB
- OPTIWEB
どれも耐久性を高めるコーティング構造は共通ですが、音質・手触りがそれぞれ異なります。
🎸 POLYWEB:とにかく滑らかで落ち着いた音
POLYWEBはコーティングが最も厚く、3種類の中で最も滑らかな感触です。
特徴としては
- 音が丸く暖かい
- 指の摩擦音が少ない
- 耐久性が高い
厚いコーティングにより高音成分がやや抑えられ、柔らかく落ち着いたサウンドになります。
録音用途やアコースティック伴奏ではこのタイプを好む人が多い印象です。
🎸 NANOWEB:最も“普通の弦に近い”バランス型
NANOWEBは中間タイプ。
- 明るい音
- 滑らかだが違和感が少ない
- 初めてのコーティング弦向き
公式でも、明るい音と滑らかな感触を両立したタイプとされています。
スタジオでは「弦を長持ちさせたいけど違和感は嫌」という人に最も選ばれやすい印象です。
🎸 OPTIWEB:コーティング感ほぼ無し
OPTIWEBは最も薄いコーティング。
- 生弦に近いタッチ
- シャープでクリアな音
- エレキ向き
非コーティング弦に近い感触とクリスプな音が特徴で、自然な弾き心地を求める人に向いています。
エレキギター用に設計されたタイプです。
エリクサー弦 比較表
|
項目 |
POLYWEB |
NANOWEB |
OPTIWEB |
|---|---|---|---|
|
コーティング厚 |
厚い |
中間 |
最も薄い |
|
音の傾向 |
暖かく丸い |
明るくバランス型 |
シャープでクリア |
|
高音の抜け |
やや控えめ |
自然 |
強い |
|
指触り |
非常に滑らか |
滑らかだが自然 |
生弦に近い |
|
摩擦音 |
少ない |
少なめ |
やや出る |
|
耐久性 |
高い |
高い |
高い |
|
違和感の少なさ |
コーティング感あり |
違和感少ない |
ほぼ無し |
|
向いている用途 |
録音・伴奏・音を丸くしたい人 |
初めてのコーティング弦 |
エレキ・生弦感重視 |
|
初心者適性 |
○ |
◎ |
○ |
|
現場での選ばれ方 |
落ち着いた音重視派 |
最も選ばれやすい |
タッチ重視派 |
🎛 スタジオ現場で一番差が出るポイント
弦の違いは家よりスタジオで分かります。
理由は単純で、アンプ・部屋鳴り・音量が揃うから。
同じフレーズを弾くだけでも
- POLYWEB → 音がまとまる
- NANOWEB → 抜けが自然
- OPTIWEB → 立ち上がりが速い
この違いがはっきり出ます。
弦の好みが定まらない人ほど、
実際の音量で弾くと判断が早いです。
🎼 迷ったら基準はこれでOK
現場感覚で言うと、こんな選び方になります。
- 弾き心地重視 → OPTIWEB
- バランス型 → NANOWEB
- 音を丸くしたい → POLYWEB
迷ったらNANOWEBから試す人が多い印象です。
🎸 スタジオで弦の違いは体感できます
弦はスペック表より、実際の音量で弾いた方が早いです。
次にスタジオ入る時、張り替え直後で弾いてみると違いがはっきり分かります。
弦選びで悩んでいる方は、実際のセッティングで試してみてください。
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