「聴くこと」も立派な音楽の練習です
「先生、家ではなかなか練習する時間が取れません。」
レッスンをしていると、このようなご相談をいただくことがあります。
もちろん、実際に楽器を手に取ったり、歌ったりする時間はとても大切です。
しかし、練習ができない日があったとしても、音楽との距離を完全に離してしまう必要はありません。
実は、音楽を”聴く”ことも上達につながる大切な時間になることがあります。
今回は、「聴くこと」と「演奏すること」の違い、そして日常の中で音楽をもっと楽しむ方法についてご紹介します。
🎵 「聴くこと」は音楽の入り口
好きなアーティストの曲を何気なく聴いているだけでも、
実は脳の中ではさまざまな情報を受け取っています。
例えば、
- メロディーの流れ
- リズム
- 楽器の音色
- 歌い方
- 曲の構成
こうしたものは、意識していなくても少しずつ耳に蓄積されています。
だからこそ、多くのミュージシャンは「たくさん音楽を聴くこと」を大切にしています。
🎸 演奏すると、さらに見える世界が変わる
一方で、実際に演奏を始めると、
これまでとは違った視点で音楽を聴けるようになります。
「あ、このギターはアルペジオなんだ。」
「ここでドラムがリズムを変えている。」
「サビに入る前に音数が減っている。」
以前は何となく聴いていた曲でも、
演奏を経験すると、細かな工夫や演出に気付けるようになります。
これも音楽を続ける楽しさの一つです。
🌱 日常の中に「音楽のアンテナ」を立ててみましょう
レッスンでもよくお話しすることがあります。
「日常の中に、少しだけ音楽のアンテナを立ててみましょう。」
例えば、
通勤中や通学中に流れている曲。
テレビCMのBGM。
映画やドラマの音楽。
お店で流れているBGM。
ほんの少し意識を向けるだけで、
「この曲、いいな。」
「このギターの音、かっこいい。」
「このコード進行は心地いい。」
そんな発見が増えていきます。
🎼 知識が増えると、音楽はもっと面白くなる
最初は、
「この曲が好き。」
それだけで十分です。
でも、
少しずつ音楽に興味を持つようになると、
「このアーティストはどんな機材を使っているんだろう。」
「作曲はどうやっているんだろう。」
「なぜこのメロディーは印象に残るんだろう。」
そんな疑問が生まれてきます。
その積み重ねが、
音楽の知識だけでなく、音楽に対する考え方そのものを大きく変えてくれることがあります。
🎤 演奏だけが上達ではありません
「今日は楽器を弾けなかった。」
そんな日があっても大丈夫です。
好きな曲を一曲じっくり聴く。
ライブ映像を見る。
歌詞を読んでみる。
アーティストのインタビューを読む。
こうした時間も、音楽を深く理解するための大切な経験になります。
演奏する時間だけが、音楽に触れる時間ではありません。
🎧 「なぜ好きなのか」を考えてみる
好きな曲を聴くときに、
「なぜこの曲が好きなんだろう。」
と考えてみるのもおすすめです。
歌詞でしょうか。
メロディーでしょうか。
リズムでしょうか。
歌声でしょうか。
理由を考えることで、
自分がどんな音楽に惹かれるのかが少しずつ見えてきます。
これは演奏するときにも大きなヒントになります。
🎶 音楽は「弾く」と「聴く」の両方で楽しめる
演奏することと、音楽を聴くこと。
どちらか一方ではなく、
両方を楽しむことで、音楽の世界はさらに広がります。
実際に演奏してみることで、アーティストのすごさに気付くこともあります。
たくさんの音楽を聴くことで、自分の演奏の引き出しが増えることもあります。
この二つは別々ではなく、お互いを高め合う関係です。
🌟 音楽との付き合い方は人それぞれ
毎日長時間練習できなくても構いません。
少しだけ音楽に耳を傾ける。
好きなアーティストについて調べてみる。
ライブ映像を観る。
そんな小さな積み重ねが、気付けば音楽への理解を深めてくれます。
日常の中に少しだけ音楽のアンテナを立てるだけで、今まで見えていなかった発見がきっと増えていくはずです。
音楽は「演奏する人」だけのものではありません。
聴くことも、知ることも、感じることも、すべてが音楽を楽しむ大切な時間なのです。
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iB MUSIC STUDIO & Schoolでは、演奏技術だけでなく、「音楽を楽しむ力」も大切にしています。
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