音をまとめる「ミキサー」って何?|YAMAHAだけじゃない!主要ブランドの特徴と歴史を紹介🎚️

音楽スタジオに入ると、マイクやスピーカーの近くに置かれている、たくさんのツマミが並んだ機材。

それが**「ミキサー(ミキシングコンソール)」**です。

名前は知っていても、

「そもそも何をする機材?」
「メーカーによって違いはあるの?」
「なぜスタジオにはミキサーがあるの?」

という方も多いのではないでしょうか。

今回は、iB MUSIC STUDIO & Schoolに常設しているYAMAHAのミキサーを入口に、世界の代表的なミキサーブランドや、その歴史をわかりやすくご紹介します。

そもそもミキサーとは?

ミキサーの基本的な仕事は、その名前の通り複数の音をまとめて調整することです。

たとえば、

  • ボーカルマイク
  • 楽器用マイク
  • スマートフォンなどの音源
  • キーボードなどの電子楽器

といった複数の音を入力し、それぞれの音量や音質などを調整してスピーカーへ送ります。

ボーカル練習であれば、

マイク → ミキサー → スピーカー

という流れをイメージするとわかりやすいと思います。

ミキサーにある「GAIN」「EQ」「AUX」「FX」などのツマミにも、それぞれ役割があります。

最初は難しそうに見えますが、基本的な仕組みがわかると意外とシンプルな機材です。

iB MUSIC STUDIO & SchoolではYAMAHAを採用

当スタジオでは、YAMAHAのミキサーを常設しています。

YAMAHAは楽器メーカーとして非常に有名ですが、実はPA・レコーディングなどで使用される業務用音響機器「プロオーディオ」の世界でも長い実績を持つメーカーです。

コンパクトミキサーの代表的なシリーズが**「MGシリーズ」**。

現在の第3世代MGシリーズは2014年に登場し、コンパクトなサイズながら幅広い用途を想定して設計されています。

マイクから入ってくる音を増幅する部分には「D-PRE」と呼ばれるClass-Aマイクプリアンプを採用するなど、YAMAHAが掲げる「原音に忠実なサウンド」という考え方も反映されています。

スタジオ練習からイベント、配信、簡易レコーディングまで見かける機会の多いシリーズです。

実はミキサーにもいろいろなブランドがあります

ギターにFenderやGibsonなどさまざまなメーカーがあるように、ミキサーにも世界的に知られるメーカーがあります。

YAMAHA|日本

楽器からプロオーディオまで幅広く手掛ける日本のメーカー。

コンパクトなMGシリーズだけでなく、本格的なライブ・設備音響などで使用されるデジタルミキサーも展開しています。

比較的わかりやすい操作系統のモデルも多く、音響機器に詳しくない方でも「YAMAHAのミキサーなら見たことがある」というケースは多いかもしれません。

Mackie|アメリカ

黒いボディに特徴的なデザインで、スタジオやライブハウスなどでも知られているブランドです。

Mackieの歴史をたどると、創業者Greg Mackieが1970年にTAPCO Model 6000という6チャンネルミキサーを開発したところまでさかのぼります。

その後1989年にMackie Designsを創業。

そして1991年に登場したCR-1604によって、Mackieの名前が広く知られるようになりました。

コンパクトなミキサーを身近な存在にしたメーカーのひとつといえるでしょう。

Allen & Heath|イギリス

Allen & Heathは1969年にイギリスでスタートした歴史あるメーカーです。

初期にはGenesis、Pink Floyd、The Whoといった著名なバンドのためのミキサーを製作していました。

現在では小型アナログミキサーから大型デジタルシステム、DJミキサーまで幅広く展開。

ライブ・ツアーなどプロの現場でもよく知られているブランドです。

Soundcraft|イギリス

Soundcraftは1973年創業

Phil DudderidgeとGraham Blythという2人のオーディオエンジニアによって設立されました。

面白いのは、その出発点がライブサウンドだったこと。

1970年代には、マルチコアとステージボックスを組み込んだフライトケース型ミキサー「Series 1」を開発し、ツアリング用ミキサーの発展にも大きく関わりました。

現在まで50年以上にわたり、ライブやスタジオ向けのさまざまなミキサーを送り出しています。

ミキサーの歴史を見ると「ライブの歴史」も見えてくる?

ここが少し面白いところです。

1969年にAllen & Heath、1973年にSoundcraft、そしてMackieにつながるGreg Mackieのミキサー開発も1970年から。

つまり、現在も有名なミキサーブランドの歴史をたどると、1960年代末〜1970年代のライブ音響の発展と重なるメーカーがいくつもあります。

ライブ会場が大きくなり、たくさんのマイクや楽器を扱うようになれば、それらをまとめてコントロールする機材も必要になります。

そして時代が進むにつれて、ミキサーは大型化するだけではなく、小型化・デジタル化も進みました。

現在では小さなスタジオで使えるコンパクトミキサーから、大規模コンサートをコントロールする巨大なシステムまで存在します。

何気なく触っているミキサーも、実はライブ・レコーディング技術の発展と一緒に進化してきた機材なのです。

アナログミキサーとデジタルミキサーの違いは?

現在のミキサーは、大きくアナログミキサーとデジタルミキサーに分けることもできます。

アナログミキサーは、それぞれの機能に対応するツマミやスイッチが並び、「どこを操作すれば何が変わるのか」を視覚的に把握しやすいのが特徴です。

一方、デジタルミキサーでは、内部にさまざまな機能を持たせたり、設定を保存したり、モデルによってはタブレットなどから操作したりすることもできます。

どちらが上ということではなく、用途や規模によって使い分けられていると考えるとわかりやすいでしょう。

スタジオに来たらミキサーも少し見てみてください

普段はマイクを接続して、そのまま何気なく使っているミキサー。

しかしブランドや歴史まで調べてみると、意外と奥の深い音響機材です。

「GAINって何?」
「EQを動かすとどうなる?」
「リバーブはどこで調整する?」

そんなところから覚えていくだけでも、スタジオでの音作りが少しずつわかるようになります。

iB MUSIC STUDIO & Schoolでは、甲斐市龍地(旧双葉地区)に個人〜少人数向けの4つのスタジオをご用意しています。

ボーカルやギター、ドラムレスの少人数バンド、管楽器・弦楽器などの練習にもご利用いただけます。

機材にも少し注目しながら、スタジオ練習を楽しんでみてください。

🎸 雰囲気やスタジオ設備をチェック
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🌐 https://ib-musicstudio.com

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