上達する人と、途中で止まってしまう人。
この差を決定づける大きな要素のひとつが、
「音楽ノートの使い方」 です。
「ノートを書くだけで上達する?」
と思われるかもしれませんが、実際にレッスンでも
伸びる人ほどノートをうまく使っている という傾向があります。
今回は、初心者でもすぐに始められる
“音楽ノートの5つの実践方法” を紹介します。
■ 1|“練習ログ”は1行で十分 ✏️
「毎日しっかり記録しなきゃ…」
と思う必要はありません。
書くのは たった1行でOK。
例:
・今日はサビだけ練習した
・C→Gのコードが少し早くなった
・高音が楽に出た
・右手のリズムが安定した
たった1行でも、
“昨日より前に進んでいる” ことが可視化され、継続力が一気に上がります。
■ 2|録音とセットで書くと伸びる📱🔊
スマホ録音をした後に、その日の気づきをノートに残すと
改善ポイントがはっきりします。
・息が乱れた
・コードが濁った
・テンポが走った
・今日の声は軽かった
音の“変化”を言葉にすると
成長が加速するサイクル が生まれます。
■ 3|「できたこと」だけを書くページを作る✨
意外と忘れがちなのがコレ。
どんな小さなことでも
「できた」ページに書き残すこと。
・初めて1曲通せた
・ハミング練習が続いた
・指の痛みが減った
・声が軽くなった
できたことが積み重なると、
自信が練習を押し上げる“ブースター”になる のです。
■ 4|悩みページは“1テーマのみ”にする🌀✍️
ノートに悩みを書き始めると
つい色々並べたくなりますが…
悩みは1ページにつき1テーマだけ にすると改善のスピードが上がります。
例:
・ピッチが不安定
・コードチェンジが遅い
・歌詞が覚えられない
テーマをひとつに絞ることで
原因 → 改善 → 成果
の流れが明確になります。
■ 5|月末は“振り返りページ”を作る📅✨
月末に1ページだけ
「今月できたこと」
を書き出してみましょう。
・歌いやすいキーが分かった
・ギターの指の動きがスムーズになった
・録音の音質がよくなった
・練習ペースが整った
“成長が目で見える化する” ことで
翌月のモチベーションが自然に湧き上がります。
■ まとめ 🎶
音楽ノートは、上達の速度を決める“第二のレッスン”のような存在。
・1行で十分
・録音とセットで書く
・できたことのページを作る
・悩みは1テーマに絞る
・月末の振り返りで成長を可視化
継続の仕組みが整うと、
練習時間が短くても効果は確実に積み上がります。
iB MUSIC STUDIO & School では
初心者でも続けやすい“ノートの活用方法”も含めて
ギター・ボーカルをサポートしています。






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