このコーナーは筆者がたまたま出会って、勝手に気に入ったアーティストを気ままに紹介していく、そんなファンの人を憤慨させるかもしれないけど、基本好きだから紹介するんだから許して!テヘペロな企画です。
音楽業界にも最新事情にも疎いおっさんのアンテナに引っかかるくらいだから新人アーティストでもなくて今更感満載だとは思いますが(特にファンの方には)、自分にとってのnewcomerですから、そこは確かですから、つらつらと紹介させてください!
第16回目で取り上げるのはアニメ映画「音楽」です。そう、映画のタイトルが「音楽」なんですね。音楽とは何か?を探るこのコラムに終止符が打たれるほどのインパクトがあるアニメでしたよ!もうてんこ盛りです!2020年公開ですので、今から2年前の作品ですが、アマプラで見れます。
正直、今の綺麗な作画の整ったアニメに慣れた人には厳しい評価がされるかもしれないけど、表面に見えるものとかじゃないもっと根源的な衝動が描かれているので、最後まで見てもらえれば何かが心に残るかもしれません。映画の内容とか、原作者とか、監督とか、声優陣とかは公式サイトに載っているからそちらを見て貰えば全てわかります。びっくりする内容ばかりだから、それは直接味わってほしいです。アニメの内容と共に。
ただ、ここで私が言いたいのは、この狂った作品が多くの人に認められているこの世界は素晴らしい、と言うことです。なかなか捨てたもんじゃないよね。作品がやっぱり力強いからなんだろうね。監督の岩井澤さんは同年代。7年もほぼ1人で4万枚も描き上げるんだから、ちょっと信じられないです。某動画でご本人の話を色々を聞くことができましたが、なんと言うか狂ったイメージも感じないけど、安い紙を求める執念とかにそこ知れぬ人間性を感じました(分かる人に計るかもしれませんが、実は私もファミリーです、てへぺろ)。実は下書きとかも入れて倍の8万枚描いているって言うんだから、公式発表が謙遜しているなんてなんか謙虚なんだ、と思えば、なんと監督はもっと手直ししたいと今でも思っているようで、常人の苦労は苦労でもなんでもないかのようでした。絵を描くって並大抵ではない胆力と労力と時間がかかるのに、もう言葉がありません。
それでいて、このアニメを作ろうとなったきっかけが、原作者とたまたまバイト先で一緒になって、それで書いてみようと思った、みたいなノリだったのが印象的でした。
そこから7年、8万枚、なんかすごい。
作品の「初期衝動」もそこらへんの気持ちが出ているのかも。だからこそ、何か気持ちがうごかされるのかな。なんにせよ、一見の価値ありです。
今回も勝手にごめん!
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