「曲は練習したのに、本番では歌い出すまでに慌ててしまった」
「1曲目が終わったあと、次の曲にどう進むか迷った……」
ライブや発表会に向けて準備するとき、演奏する曲そのものに練習が集中していませんか?
本番では、曲の始まりや終わり、譜面をめくる時間、チューニング、短い挨拶なども、ひとつの流れになります。
そこで取り入れたいのが、曲間の動きまで含めた通し練習です。今回は、個人の弾き語りや少人数での演奏にも取り入れやすい、本番前の確認ポイントをご紹介します!🎵
🎸 「通し練習」は、演奏を始める前から
曲を最初から最後まで演奏するのは、もちろん大切な練習です。
そこにもうひとつ加えたいのが、音を出す前の準備です。
楽器を構える、譜面の位置を確かめる、マイクに向かう、最初のテンポを思い浮かべる。こうした動きから練習を始めてみましょう。
複数人で演奏する場合は、誰がどんな合図を出すかも決めておきます。
「顔を見合わせたら始める」だけでは、タイミングが合わないこともあります。カウントやうなずきなど、自分たちにわかりやすい合図を選んで、一度実際に試してみてください。
演奏する前の流れが決まると、最初の一音に向けた準備を整えやすくなります。
📋 ① 曲順と、曲間にすることを書き出そう
まずは、演奏する順番に曲名を並べます。
そのうえで、曲と曲の間に必要なことを書き足してみましょう。
例えば、ギターの弾き語りなら、次のようなメモが考えられます。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| 1曲目の前 | 挨拶、演奏姿勢、最初のテンポ |
| 1曲目のあと | カポタストの位置変更、チューニング |
| 2曲目の前 | 譜面の切り替え、短い曲紹介 |
| 最後の曲のあと | 音の余韻、お礼の挨拶 |
カポタストの付け替えや譜面の準備は、曲順によっても手間が変わります。
書き出してみると、「この曲の前には少し準備の時間が必要だな」と気づくこともありますね。
⏱️ ② 挨拶や準備も含めて時間を測ろう
持ち時間が決まっている場合は、演奏時間に加えて、挨拶や曲間の準備にかかる時間も確認しましょう。
曲だけなら時間内に収まっていても、話す時間や楽器の持ち替えを加えると、予定より長くなることがあります。
通し練習では、最初の挨拶から最後のお礼までを一度測ってみるのがおすすめです。
時間に余裕がない場合は、演奏する曲数や曲紹介の長さを見直します。曲間を急いで詰め込むより、落ち着いて進められる構成を考えてみましょう。
なお、持ち時間に準備や転換が含まれるかはイベントによって異なります。事前に主催者へ確認しておくと、練習の条件も決めやすくなります。
🎵 ③ 迷ったときに、どこから戻るか決めておこう
普段の練習では、弾き間違えたら止めて、その場所を繰り返すことがありますよね。
通し練習では、本番を想定して、少し間違えても演奏を続ける練習も取り入れてみましょう。
例えば、歌詞を迷ったときに伴奏を続ける、次の小節の頭で合流する、曲の構成を見失ったら決めた合図を出す、といった方法です。
複数人の場合は、ひとりで判断せず、戻る場所や合図をあらかじめ相談しておくことが大切です。
細かい修正をする練習と、流れを止めずに進む練習。両方の時間を作ってみてください。
通し終わったら、気になった箇所を取り出して確認しましょう。
👏 ④ 最後の音と、お礼まで練習しよう
曲の終わり方は、演奏全体の印象につながる大切な部分です。
最後の音をどのくらい伸ばすか、誰の合図で止めるか、音が消えたあとにいつ挨拶するか。ここまで実際に試してみましょう。
弾き語りなら、最後のコードの余韻を聴いてから顔を上げ、お礼を伝えるところまで練習します。
少人数で演奏する場合も、最後の一音や音を止めるタイミングを確認しておくと、終わり方を共有できます。
演奏が終わってすぐに次の準備へ移る前に、ひと呼吸置く。そんな小さな動きも、通してみると確かめられますね。
🎤 スタジオでは、演奏するときの姿勢も確認しよう
自宅で座って練習していて、本番は立って演奏する場合は、立った姿勢でも試しておきましょう。
ストラップの長さや譜面の見やすさ、マイクとの距離など、姿勢が変わると調整したい部分が見つかるかもしれません。
本番と同じ機材がそろわなくても、予定している姿勢や曲順、合図を再現することはできます。
スタジオで通し練習をする際は、機材の準備や片付けも含めて時間を確保し、施設の退出時刻に合わせて進めてください。
🌱 「演奏する時間」全体を、一度体験してみよう
曲を仕上げる練習に、曲間や挨拶を加えると、本番で行うことが具体的に見えてきます。
次の練習では、最初の挨拶から最後のお礼まで、一度通してみませんか?
気になったところをひとつずつ整えながら、自分たちらしい演奏の流れを作っていきましょう!🎵
🎸 ライブや発表会に向けた練習に
山梨県甲斐市の iB MUSIC STUDIO & School では、個人から少人数向けのリハーサルスタジオをご利用いただけます。
ギターやボーカルの練習、少人数での音合わせなど、本番に向けた準備にもぜひご活用ください。






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