例えば、こんな日曜日。
洗濯を終えて、買い物の予定を考えていたら、部屋の隅に置いたギターケースが目に入る。
そういえば、今週は一度も開けていなかった。
弾きたい曲はある。音楽が嫌いになったわけでもない。それでも、仕事や家のことが続くと、楽器に触れる時間はつい後回しになってしまいます。
そんな一週間を過ごした方へ。今日は、練習を頑張る方法よりも少し手前の、音楽に戻る時間のつくり方を考えてみませんか。
「ちゃんと練習しなきゃ」が、少し重たい日には
久しぶりに楽器を手に取るときほど、気負ってしまうことがあります。
基礎練習をして、苦手なところを直して、できれば一曲仕上げたい。やりたいことが増えるほど、始めるまでに必要な時間も長く感じられます。
でも、その日の音楽時間が、毎回しっかりした練習メニューである必要はありません。
チューニングをして、覚えているコードをいくつか鳴らす。好きな曲のサビを、ゆっくり弾いてみる。歌詞を思い出しながら、短いフレーズを口ずさむ。
今日はそこまで、と決めてもいいのです。
再び楽器に触れたこと自体を、その日のひと区切りにしてみましょう。
弾く曲を選べないなら、最近聴いた一曲から
「何を練習しよう」と考えたまま、時間が過ぎてしまうこともありますよね。
そんなときは、最近よく聴いている曲や、以前弾いて楽しかった曲を一つ選んでみてください。
難しいアレンジを再現しなくても構いません。知っている部分だけ弾く、伴奏を簡単にする、メロディーだけ確かめる。今できる形から始められます。
一曲を完成させる目標とは別に、「このフレーズをもう一度弾きたかった」という気持ちを、選ぶ理由にしてみるのもよさそうです。
しばらく弾いていなかった曲なら、忘れたところがあっても不思議ではありません。思い出す時間も含めて、ゆっくり取り組んでみましょう。
家では始めにくい。そんなときは、場所を予定に入れる
楽器を出したところで別の用事が気になったり、周囲への音が気になって思うように弾けなかったり。自宅では、音楽に向かう時間を取りにくいこともあります。
もし場所がきっかけになりそうなら、スタジオで練習する予定を入れる方法もあります。
「時間ができたら弾く」から、「この時間は楽器を弾く」に変えてみる。
例えば、日曜日の午後に一時間。行き帰りの予定も含めて確保しておくと、その日は何を持っていくか、何を弾くかも考えやすくなります。
もちろん、予定を詰め込みすぎる必要はありません。自分の生活に無理なく入れられる時間を選んでください。
ある日曜日の、一時間の使い方
スタジオに着いたら、まず楽器を準備してチューニング。指の動きや声の出しやすさを確かめながら、慣れた曲から始めます。
調子が出てきたら、今日弾きたかった曲へ。最初から通そうとせず、好きな部分を何度か試してみてもよいでしょう。
途中で少し休みながら、「もう一度やってみたい」と思うところに時間を使います。
片付けの前には、最後に一度、気に入ったフレーズを弾いて終える。次に触れたい曲が浮かんだら、スマートフォンや手帳に曲名だけ残しておきます。
これは、あくまで過ごし方の一例です。練習内容より、その日に音を出してみてどう感じたかを大切にしてみてください。
スタジオでは準備や片付けも利用時間に含め、施設の退出ルールに合わせて余裕を持って終えましょう。
次の一週間へ、曲名を一つ持ち帰る
帰ってから、細かな練習計画を立てなくても大丈夫です。
「次は二番も弾いてみよう」
「今度はこの曲を歌ってみたい」
そんな一言が残れば、次に楽器を手に取るきっかけになります。
毎日続けられる週もあれば、週末に少しだけ触れられる週もある。生活の予定が変われば、音楽との付き合い方が変わることもあります。
久しぶりになったからといって、最初からやり直しと考えなくてもよいのかもしれません。
この日曜日、まずはケースを開けるところから。
好きな一曲と過ごす時間を、暮らしの中に少しだけ作ってみませんか。
自分の音楽時間を、スタジオで。
山梨県甲斐市の iB MUSIC STUDIO & School は、個人から少人数向けのリハーサルスタジオです。
一人でじっくりギターを弾きたい日や、歌の練習に集中したい日にもご利用いただけます。
設備や料金は、スタジオご利用案内をご覧ください。
ご希望の日時がありましたら、公式LINEから空き状況をお問い合わせください。






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